私たち三優グループのIPO支援室では、IPOを目指す企業に対して、様々な疑問に応え、IPOをめぐる関係者である、証券市場、幹事証券会社、ベンチャーキャピタルなどとともにできる限り理想的なIPOが実現できるように支援してまいります。私たちは監査法人として、最近の会計不正の事例の多発、それを踏まえた監査の品質管理強化に対し、資本市場の公正な守護者としての立場から、株式上場を目指す企業が健全な資本市場の運営に資するような対応ができるように適切な指導を上場前の監査期間を通じて行ってまいります。また、株式上場を目指す会社においても、M&Aやグローバル市場への進出など様々な経営戦略が行われていく場合は、その過程でBDOのネットワークなどを使いながら強力にサポートしていきます。また、当グループのIPO支援室では、今後の社会変革に際しオープンイノベーションの重要性が飛躍的に拡大していくと想定しており、本格的に産官学の連携が求められる時代になってきていると考えています。そこで、今後様々な科学分野におけるオープンイノベーションが推進される体制に向けて、提供可能なサービスを行ってまいります。
株式上場の準備監査は、上場申請に対して過去2事業年度分の決算書について監査証明を付けさなければならないためにその期間の監査が必要となることによります。
監査証明に際しては期首の貸借対照表に対しても検証しなければならないために、2事業年度分の監査証明をするためには、原則2事業年度前の期首よりも前から関わっていくことが必要となってきます。したがって、上場を目指すためには、上場を希望する時期より概ね3年程度前から監査法人が関与するのが適切といえるでしょう。
上場を目指す会社に置かれましてはできるだけ早い段階で相談されることがよろしいものと考えます。